幼児食アドバイザーによる食育講座の第20講目です。
今週は、台風の大荒れでの始まりでしたね。
季節の変わり目でもあり、体調を崩さないように気を付けて下さいね。
さて10月のイベントといえば、ハロウィンがあげられますよね。
ハロウィンとは、万聖節の前夜祭をいいます。
万聖節はもともと、ケルト人の宗教的行事で、秋の収穫とお盆を一緒にしたような行事でした。
万聖節が11月1日であることから、ハロウィンは10月31日に行われます。
ハロウィンといえば、オレンジ色のかぼちゃに顔を掘った“ジャックオーランタン”や、“トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするよ)”という掛け声とともに町を歩く仮装した子どもたちの姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
このお菓子をもらいに行く風習も、もともとは、祭り用の食料をもらって歩いた中世の農民の様子を真似たものだといわれています。
ハロウィーンのシンボル、カボチャのお化けの由来をご存知でしょうか?
カボチャのお化けは英語では「Jack O’ Lantern’s(ジャック オウ ランターン)」と言い、”ジャックのちょうちん”を意味します。
酒好きで人を騙してばかりのジャックは死後、天国にも地獄にもいけず、あの世とこの世をさまようになり、そのときに持っていたのがこのちょうちんだそうです。
ハロウィンのテーマカラー
夏を過ぎると9月頃からハロウィンのディスプレイをするお店も多くなっています。
最近では、100円均一のお店でも可愛いグッズが販売されていたりと、お手軽に楽しめるようになってきています。
ハロウィンのテーマカラーといえば、オレンジと黒ですが、アクセントとしてもう1色、オリジナルカラーを設定してみてはいかがでしょうか。
例えば、日本ではあまり定着していませんが、ハロウィンパーティーで行われる余興の一つに“アップル・ボビング”というりんご食べ競争があります。
これは、水を入れたタライにりんごを浮かべ、手を使わずに口でくわえてとるゲームですが、これを例に、『オレンジ・黒・赤』の3色でテーブルをコーディネートしてみるのも良いかもしれませんね。
また、皮が緑色のかぼちゃで“ジャックオーランタン”を作ってみる、『オレンジ・黒・緑』の組み合わせや、オレンジの捕色(反対色)である紫を取り入れた『オレンジ・黒・紫』の組み合わせも良いでしょう。
補色には、お互いの色を目立たせる効果がありますので、ハロウィンのディスプレイとして取り入れているところもたくさんあると思います。
ハロウィンのテーブルをセッティングする際のポイントは、何といっても楽しむことです。
数あるイベントの中でも、おばけやお菓子が主役となって楽しめるイベントはハロウィンだけです。
子どもと一緒のパーティーにも、少し大人向けにもコーディネートしやすいと思いますので、ぜひコーディネートを楽しんでみてください。
テーブルをコーディネートする際のポイントは3つです。
① オリジナルのカラーを取り入れて、
テーマカラーを設定する
② 一緒に過ごす方と楽しめるようなスタイルにする
③ ハロウィンらしいアイテムを取り入れてみる
ハロウィンのテーブルの場合、アイテムが少しごちゃごちゃしているくらいがちょうどよい場合もあります。
例えば、季節のテーブルをセッティングする場合、色のトーンをそろえることに苦労する方も多いと思いますが、ハロウィングッズの場合、ほとんどの物がオレンジと黒で統一されているため、違うお店で購入した場合でも、まとまりやすいのではないでしょうか。
また、パーティーを行う場合は、昼間もよいですが、夕方から夜にかけての時間帯もおすすめです。
キャンドルがわりの“ジャック・オー・ランタン”で、雰囲気を出してみるのもいいですね。
これらのポイントを踏まえた上でぜひ、ハロウィンのテーブルコーディネートにトライしてみてください。
みなさんそれぞれでハロウィンを楽しんでくださいね!
“トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするよ)”・・・・歯医者さんが言われたら、「お菓子を食べて歯磨きしないとむし歯になっちゃうぞ」と言われちゃうかもしれませんね 🙄