歯科衛生士がお話しする歯の講座の第27講目です。
桜の開花があちらこちらでみられますね。
しかし寒の戻りらしく気温が下がってしまいましたね 🙄
体調管理に気を付けてお過ごしくださいね!
さて、初診やとても久しぶりにご来院される方に、問診票をかいていただいています。
そのなかで・・・
何かお薬を飲まれている方には、どんなお薬をのんでいるのか詳しくお聞きします。
そんなときに役に立つのが、お薬手帳です。
皆さんはお薬手帳というものをご存知ですか?
持っていらっしゃいますか?
お薬手帳とは、あなたに処方されたお薬の名前や飲む量、回数、飲み方、注意することなどを記録しておくための手帳です。
この手帳がありますと、あなたがどのようなお薬をどのくらいの間使っているかなど判断できます。
他の病院や医院などでお薬をもらうときにも、医師、歯科医師や薬剤師にこの手帳を見せることで、次のような確認ができます。
- 同じお薬が重なってないか
- 以前に副作用がでたことはないか
- 不都合な飲み合わせがないか
- 副作用・副反応の有無
藤村歯科クリニックでは、お薬手帳を拝見し、内科の先生と連絡を取りながら、治療をすすめていくこともあります。
ある種の抗てんかん薬・高血圧の薬により歯肉肥大が起こり、歯周病に移行しやすくなる場合もあります。
また、全身疾患では糖尿病と歯周病の関連も報告されており、医科と歯科相互の治療で改善されると良好になるともいわれています。
「おくすり手帳」はみなさんの健康を守る「手帳」です。
病院や診療所のくすりは一人ひとりの病気に合わせて処方されています。
処方されたお薬の名前や飲む量、回数、飲み方などを記録し、携帯することで、おくすりを、より安全に、そしてより効果的に使用ができます。
皆さんの健康を守るためにもお薬手帳の提示、またはそのことを知らせてくださいね。
次回からは、具体的に掘り下げてお話ししたいと思います。
まずは血液サラサラのお薬についておはなしします。