幼児食アドバイザーによる食育講座の第34講目です。
今年も残すところあと約1か月半となってきましたね 😯
大掃除しなければ・・・クリスマスどうしよう・・・などいろいろありますが、まずは体調管理ですね!
元気に今年を過ごしていきたいと思います 😳
さて、「頭のいい子にそだってほしいな」、「性格がいい子にそだってほしいな」
いろいろと思いながらの子育てをされているかと思います。
頭のいい子、情緒の安定した子は毎日の食事で育つといわれています。
どうすればいいのか見てみましょう 😛
「脳活動」という言葉をご存知ですか?
それは「今日は何して遊ぼうかな」と考える思考力や、何時に出かけるという時間を覚える記憶力など、脳が活性化していることです。
この脳活動がスムーズに働くようになると、いわゆる「頭のいい」状態といってもいいのです。
脳は、生まれた直後から発達し始めて3歳ごろに基本ができ、小学校入学前には大人とほとんど変わらない状態になるといわれています。
脳も内蔵の一つです。
からだの基本を作るこの大事な時期に、脳にもきちんと栄養を与えましょう。
「よい脳」を作る栄養素
脳は60%が脂肪で、残りはタンパク質のため、これらの摂取が必要です。
脂肪は体に悪いのでは?と思う方もおられるでしょう。
でも、「不飽和脂肪酸」なら大丈夫です。
青魚に含まれるDHAやEPA、またアマニ油やエゴマ油、ナッツ類から摂ることができます。
反対に「飽和脂肪酸」、つまりラードや揚げ物に使って時間がたった油はとらないほうがいいのです。
タンパク質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれている卵や乳製品、蒸した豆でとりましょう。
また、脳の栄養源はブドウ糖(炭水化物)だけといわれています。
ただ、白米やパンなど炭水化物ばかり食べると血糖値が急上昇する危険があるので、「食べ合わせ」の工夫が必要になります。
次回は「食べ合わせ」のルールをお話しします。