歯科衛生士の健康講座の第4講目です。
今年も残すところ3週間あまりとなりました・・・
まだまだやり残していることがたくさんありますが 🙄
笑顔で今年を締めくくれるようにしたいですね!
さて、元気で今年を締めくくるためには一番に健康であることですよね!
10月からはインフルエンザの予防接種がはじまり、いよいよ警戒シーズンですね。
人混みに行くとゲホゲホ咳をしている人が増えてくる季節、外出時にはマスクをし、帰宅したら手洗いうがいを励行する。
これは大切なポイントですが、それでもかかる時にはかかってしまいますね。・・・
どうすれば、感染のリスクを減らせることができるのでしょうか。
歯周病とインフルエンザの関係性があることを知っていますか?
インフルエンザと歯周病に関係があるなんて、びっくりされるかもしれませんが、近年の研究ではその関連性が明らかにされてきました。
日本歯学部の研究グループによると、口の中にある歯周病菌の一つが、その人のインフルエンザウイルス感染を助長している可能性があると確認されました。
日本大の落合教授は「高齢者は免疫力が弱まっており、口のケアが悪いと、インフルエンザ感染と重症化の危険性が著しく増加する可能性がある」と発表されました。
(毎日新聞 2015年06月24日 より)
実際、ある介護施設で徹底した口腔ケアを実施したところ、そうでない施設と比較したところインフルエンザの発生率が10分の1まで減少したというデーターがあります。
お口の中を清潔に保つことでインフルエンザウイルスに感染するリスクを下げられるといわれています。
お口は身体の入り口だと考えれば、そこをきれいに保つ事によって病気のリスクを下げるという事は、理にかなっていますよね!
日々の歯ブラシを徹底し、歯医者さんで歯科検診・歯のクリーニングを受けお口の中を清潔に保ちましょう!