幼児食アドバイザーによる食育講座の第35講目です。
寒波がやってきて、外出がしにくい日々ですね・・・
おうちで過ごすことが増えてきている日々ですが、そんなときの楽しみは食事になりますよね!
今の我が家の夜のデザートはみかんです 😆
日本人ならコタツにみかん!っていう感じです。
風邪予防に効果のあるビタミンCも豊富な冬の果物「みかん」についてご紹介したいと思います。
みかんと言っても、温州(うんしゅう)みかん、紀州みかん、いよかん、ぽんかんなど味も色も大きさも様々な種類のものが挙げられます。
日本で言われる一般的なみかんとは温州みかんのことですが、温州みかんにも青いもの、赤いもの、酸味の強いものなど約200種類もの系統があり、収穫時期によって呼び名も味も変わります。
今回取り上げるのは、この温州みかん(以下、みかん)ですが、これにはいったいどんな栄養素が含まれていて、どんな効果があるのでしょうか。
みかんにも、房、実などの部位にわけることができますよね。
以下、その部位別の栄養素とその効果についてあげておきます。
○みかんの実
・「ビタミンC」
…免疫力をアップする効果があります。
この季節には注意が必要な風邪の予防や風邪をひいてしまった後の細胞の修復にも、しっかり効果を発揮してくれるようです!!
みかんには、ビタミンCがたっぷりでシネフィリンという栄養成分が、ビタミンCをタッグを組んで、風邪に対する免疫力を高めてくれます。
なんと、みかん2個で1日の必要量が摂取できちゃうそうです。
・「クエン酸」
…ダイエット効果、便秘の解消、疲労回復効果があります。
みかんに含まれる酸っぱさの元クエン酸は、疲労回復を早めてくれます。
血液を弱アルカリに保ってくれるミネラル類も豊富に含まれます。
疲れたな~と思ったら、みかんで一息つきましょう^^
・「βクリプトキサンチン」
…みかんのオレンジ色の色素の一種です。
最近ガン予防効果があることがわかり、注目されている成分です。
○みかんの袋、スジ
・「ペクチン」
…フルーツジャムを作るときに、フルーツをゼリー状にしてくれる成分です。
みかんの袋や房には、このペクチンが実の4倍も多く含まれています。
ペクチンには、コレステロール値を下げるはたらきもあるそうです。
・「ヘスペリジン」
…血圧が上がるのを防いだり、毛細血管を強化して、血管と血液を元気にする効果があります。
便秘の解消につながりますし、腸がきれいになれば、ガン予防にもなって、美肌効果も期待できるのです^^
他にも、β-カロテンや、ビタミンB群、ビタミンE、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
日本人ならコタツにみかん!
今日からあなたも、みかんを見直してみて、毎日食べてみてはいかがですか(*´ω`*)