歯科衛生士がお話しする歯の講座の第40講目です。
2月もいよいよ残りわずかとなりましたね!
先週の歯ッピークラブが休講になり、楽しみに待っていただいていた方々、申し訳ありませんでした 😥
また、みなさんに有効な情報を発信できるように頑張ります!
さて、歯科衛生士がお話しする歯の講座では、酸蝕歯を上手に防ごうというテーマが続いていたかと思います。
今回はその3回目です。
酸蝕歯を起こすのはその習慣が原因かも?
酸蝕歯になりやすい飲食物として、コーラー、オレンジ、ジュースなどのソフトドリンク、黒酢やりんご酢などのお酢系飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンク、柑橘類などの果実、酢の物などがあげられます。
これらの飲食物を毎日のようにちびちびと食べたり飲んだりしていると、酸が歯にふれる時間が長くなって酸蝕歯になる傾向が高まります。
pH値がカギ
酸性・アルカリ性を示すpH値は、7が中性です。
数字が7より小さいと酸性、大きいとアルカリ性になります。
歯の表面のエナメル質は、5.5以下の酸性の飲食物に触れることで、軟化し溶けてしまうのです。
人気のソフトドリンクは大丈夫?
健康ドリンクは大丈夫?
アルコール飲料は大丈夫?
調味料&柑橘類は大丈夫?
原因となる酸が口の中に長時間残らないようにしましょう。
回数が増えることも、結果的に時間が長くなるので、少しづつ飲むよりいっきに飲みきるほうが、リスクを軽減できます。
摂取後は水やお茶で酸を洗い流すのもいいでしょう。
運動中やその後にスポーツ飲料を頻繁に飲む方、毎日晩酌でチビチビお酒を飲む方などは要注意です。
次回はどうしたら酸蝕歯を防げるかについてお話ししたいと思います。