歯科衛生士がお話しする歯の講座の42講目です。
今日はとても暖かく上着を脱いでしまいました 😆
洗濯物もよく乾き、すがすがしい日でしたね!
さて皆さんはデンタルフロス・糸ようじは使用していますか?
歯の間の汚れは、歯ブラシのみの場合では60%くらいしか取り除けないのに対し、フロスを併用すると90%近く汚れを落とすことができます。
以前、デンタルフロス・糸ようじのお話しをしましたが、、ロールタイプ(糸巻きタイプ)の使用の仕方を説明したかと思います。
フロスには大きく2種類のタイプがあり、ロールタイプ(糸巻きタイプ)とホルダータイプ(持ち手のタイプ)があります。
今回はホルダータイプ(持ち手のタイプ)の使用方法をお話しします。
鏡で確認しながら歯並びに沿わせてフロスの糸の部分を当てます。
ゆっくりと小さく左右に動かしながら歯の間に入れていきます。
この時、力をいれてしまうと、歯茎にフロスが当たり、痛みますので、ゆっくりと小さく左右に動かしながら入れるのがポイントです。
中まで入ったら、両方の歯の面に糸を沿わせて上下に動かしながら汚れを取り除きます。
歯と歯の間なので、歯の側面に糸を沿わせてこすりとるように動かしましょう。
糸に汚れがついてくれば、しっかり汚れが取れています。
取り出し方
ゆっくりと小さく左右に動かしながら取り出します。
上にまっすぐ取りだそうとすると、かえって歯を痛めてしまう可能性があります。
焦らずゆっくりと、小さく左右に動かしながら、取り出しましょう。
フロスはできれば1日1回使いましょう。
おすすめは、時間の取れる夜の歯磨きの時にフロスも一緒にするとよいでしょう。