歯科衛生士がお話しする歯の講座の第46講目です。
暑い日が続いてますが皆さんは体調は崩されていませんか?
熱中症にも気を付けながら季節の変わり目に気を付けてくださいね 😮
さて、6月4日はむし歯予防デーです。
子どものむし歯は減ってきているといわれていますが、意外に大人のむし歯は多いともいわれています。
この機会に正しい歯の磨き方を見直しをしていきましょう!
最新の調査によると、12歳児の平均のむし歯本数は0.9本と減少しています。
これは親の熱心なオーラルケアのたまものです。
でも、実はそんな大人にこそ虫歯が多いことを知っていますか?
成人ではほぼ100%がむし歯の経験者で、治療した歯を含めて平均で10本以上のむし歯があるそうです。
それでも、歯の表層がまだ残っている虫歯の一歩手前の「初期虫歯」の段階なら、適切なセルフケアで健康な状態に戻すことが可能です。
注意したいポイントは
「歯垢を残さず磨く」
「フッ素を口の中に停滞させる」
「お口の中の菌の増殖を抑える」
の3つと言われています。
歯磨きには自信があるから大丈夫!という油断は禁物です。
そう思っている人の約8割がきちんと磨けていないという調査結果もあります。
正しいセルフケアを実践することが大切です。
初期虫歯が健康な状態に戻るには一定期間が必要なので、1~2週間では効果が実践できないかもしれませんが、だからこそ、根気よく毎日続けましょう!
次回は歯を守るセルフケアのポイントをお話ししていきます!