実体験を盛り込んだマタニティ・小児歯科講座の35講目です。
6月に入り衣替えの時期になり涼しそうな様子がうかがえます 😳
皆さんはもう夏支度はされましたか?
今月、6月は虫歯予防月刊です!
風邪はどんなに予防に努めてもかかってしまうことがありますが、むし歯は知識をもって実行すれば、防ぐことができるといわれています。
「5つの柱」の習慣で歯を守りましょう。
今回はまず1つ目をみていきます。
1 歯磨きで汚れを取る
自分磨き
子どもが歯ブラシという物に慣れ、将来自分で歯磨きをする練習です。
歯が生えたら、年齢にあったやわらかい毛の歯ブラシを持たせて、みがく真似をしたらほめます。
歯ブラシをくわえて立ち歩くのは危ないので、必ずそばで見守ってあげましょう。
仕上げ磨き
大人が磨いて歯垢をとります。
続けていくうちに親子両方が慣れてくるでしょう。
みがく順番を決めておけば磨き残しも減るでしょう。
仕上げ磨きはいつまで必要かというと「自分の歯がきちんと磨けるようになるまで」というのが基準になっているようです。
低学年でもきちんと磨ける子もいれば、高学年でもきちんと磨けない子はたくさんいるので、一概に仕上げ磨きはいつまで、とは決められないのです。
永久歯が生え始める小学校低学年までは大人が歯の生え変わりを見ながら仕上げ磨きをした方がいいといわれています。
永久歯の生え変わりのタイミングが子供によって大きく違います。
生え初めの永久歯は虫歯になりやすいので、しっかり磨いてあげましょう。
仕上げ磨きはスキンシップの大事な時間になるともいわれています。
小学校中学年頃になるとスキンシップをする回数は激減するので仕上げ磨きは実はちょっとしたチャンスです。
もちろん、仕上げ磨きの回数は週に1~2回でも◎です。
実際に仕上げ磨きをせず、「歯磨きを一緒にする」だけでも子供の歯磨き習慣や虫歯の有無などが確認できます。
次回から順番にまたお話ししていきます!