実体験を盛り込んだマタニティ・小児歯科講座の第37講目です。
暑い日が続き冷房をつけようかどうしようか悩む毎日です・・・ 🙄
冷房病にならないように、適度に汗もかきつつ熱中症にも気を付けましょう!
さて、前回お話ししました、風邪はどんなに予防に努めてもかかってしまうことがありますが、むし歯は知識をもって実行すれば、防ぐことができるといわれている「5つの柱」の習慣のつづきです。
今回は、3つ目の「定期健診を受ける」についてお話ししたいと思います。
子どもの口の中は、発達段階にあり、成長とともに変化していきます。
そこで定期健診では、むし歯の有無、歯並び・かみ合わせ状態のチェック、歯みがき指導、食事・おやつの指導(食生活指導)、歯のクリーニング、フッ素塗布などを行います。
定期健診は、むし歯の治療本数、歯みがき状態、永久歯の生え変わりなど、お口の状態に応じて来院間隔はかわります。
お子さんに言っていませんか?
「歯磨きしなさい」「むし歯になるよ」「むし歯になったら歯医者に行かないといけないよ。」
むし歯になると歯医者に行くのではなく、むし歯にならないように歯医者に来てください。
今度うまく磨けているか歯医者さんのお姉さんに見てもらいましょう。
きっと上手に磨けるように優しく教えてくれるから。
お子さまには小さい頃から歯磨きのプロフェッショナルである衛生士の指導を受け続けることが大事だと感じさせて欲しいです。
予防の大切さを、子供のころに定着していただければ一生自分の歯で食べられるということにつながっていくのではないでしょうか。
次回から順番にまたお話ししていきます!