実体験を盛り込んだマタニティ・小児歯科講座の第39講目です。
うだるような暑さが続いていますね 🙄
うっかりしてTシャツの日焼けをしてしまった次第です・・・
今年の夏は日焼けの年になりそうです(^_-)-☆
さて、あごの骨を育てるためには「よくかむ」ことが必要なのはもう常識ですが、ポイントは他にもあります。
成長期の子どもの骨は粘土のように柔らかく変化するので、適正に成長するようにサポートしてあげましょう。
口呼吸は治してあげましょう
鼻で呼吸する鼻呼吸は、よい歯並びの基本です。
子どもに唇を閉じさせてみて、呼吸が苦しいときは口呼吸かもしれません。
口呼吸は健康に悪いほか、上下の歯の間に舌を出す習慣から歯並びに影響することもあります。
まずは耳鼻科で原因を調べてみましょう。
足をしっかりつけて食べる
以前に行われた調査では、ダイニングテーブルに座って食事をしている子の55%は「足が安定していない(大人用の椅子に座るなどして、足がブラブラしている)」とのことでした。
実は、足がブラブラしている状態では、咬合力(かむ力)も咬合面積も15%ダウンしていることがわかっています。
小さな子にはぜひ、足置きのある子供椅子に座ってもらいたいものです。
椅子で食事するなら腰、ひざ、足首が直角になるように高さを整えてあげましょう。
かんで歯を包む歯根膜がまっすぐにおされて、骨芽細胞に刺激が伝わってあごの骨が育ちます。
しかし足が着かない姿勢では、かむ刺激が十分に伝わりません。
続きもありますのでまた楽しみにお待ちください!