実体験を盛り込んだマタニティ・小児歯科講座の第47講目です。
日中は暖かい日が続きましたね。
来週は、勤労感謝の日があるので、日ごろ頑張られてる方、ゆっくりとした休日をお過ごしくださいね 😳
さて、実体験を盛り込んだマタニティ・小児歯科講座では、前回からの続きのお話しをいたします。
なぜいびきをかくの?
狭くなった気道の粘膜が空気を振動させて発生させている音が、いびきです。
睡眠時に気道が狭くなることが、いびきをかく原因になります。
いびきをかいているときは、下のように上気道が塞がっています。
日中の疲れや深酒などで舌を支えている筋が弛緩してしまうと、よりお口の中が窮屈になり、ひどくいびきをかくようになります。
鼻がつまっている人は鼻呼吸に支障をきたし、寝ている間に口呼吸を行います。
口呼吸を行うと鼻呼吸のときよりも気道が狭くなるため、空気抵抗が大きくなりいびきの原因となります。
しかし、単純ないびきでは、血中の酸素飽和度は保たれています。
小学生では、25%にいびきがあるという報告があります。
仰向けに寝ると睡眠時に舌の筋肉が緩み、喉の奥に落ち込んでしまうためいびきの原因となりますが、横向きに寝れば喉の奥に落ち込むことがないといわれています。
気道を確保できればいびきは解消されるともいわれています。