幼児食アドバイザーによる食育講座の46回目です。
今日は少しだけですが雪がちらつくのをみました(^^♪
風が冷たく感じましたが、走ったりたくさん歩くと身体がホカホカしますね!
寒い時期だからこそ、適度な運動も気持ちがいいです!!
さて、こどものお口の機能を育む取り組みってどんなことがあるのか前回からお話ししています。
歯医医院における発達支援のヒントのお話しの続きをしたいと思います。
靴下は控える?!
原始反射の1つに、足の把握反射があります。
原始反射は通常3~4か月で消失しますが、足の把握反射は最後9~10か月ころまで残り、身体の発達のよって見らられななります。
新生児が泣くと、足の指まで真っ赤にして足指を開きます。
真っ赤になるのは、いわば全身の血液がしっかり循環している証拠です。
誕生後、早期から靴下を履かせることは、足指を包もうとする靴下の力が慢性的にはたらき、足指の反射や運動を阻害させることになります。
ハイハイの時、親指でキックすることができません。
足指を動かすことによって、足裏には3つのアーチが形成されます。
そのうち、一般的に内側のアーチを土踏まずと呼びます。
これらのアーチは①立った姿勢を安定させる
②足のクッションとなり、衝撃を吸収するという役割があります。
しかし、足指に変形など異常があると、土踏まずを作るアーチが崩れます。
土踏まずがなければ、疲れやすく、膝や腰、脳に衝撃が及びます。
子どもは4歳ごろまではかかとの骨が未完成で、土踏まずは2~5歳ごろに形成されるため、足の成長の面からは、足指を阻害しないように、家の中では裸足で過ごす生活が適しています。
子どもが靴下を脱ぎたがる行動は、自己防衛なのかもしれませんね。