歯科衛生士の健康講座の9講目です。
今年に入り、雪がよくふるように感じます。
洗濯物を外干ししていたら、凍る寸前でした 🙄
洗濯物をもって家の中をウロウロしてしまってる日々です(;^ω^)
さて、寒さとともに、風邪やインフルエンザも心配な時期ですね・・・
感染ルートを断つ基本は、まずは手洗いと言われています。
手洗いについてシリーズでお話ししていきます。
手から口へ入る感染ルートに要注意
風のウイルスやインフルエンザウイルスは「飛沫感染」や「接触感染」で広がっていきます。
飛沫感染
せきやくしゃみによる感染
風やインフルエンザにかかった人のせきやくしゃみの中には、ウイルスが含まれています。
その飛沫が、まわりにいる人の鼻やのどの粘膜に付着して感染するのが「飛沫感染」といわれています。
飛沫が飛ぶ距離は、1~2メートル、それ以上ともいわれており、感染者と近距離で会話すると感染の可能性が高まります。
接触感染
せきやくしゃみをするとき、手で口や鼻を覆うと、ウイルスは手に付着します。
その手でドアノブや電車のつり革などを触ると、今度はそこにウイルスがつき、知らずにほかの人が触って自分の目や鼻、口に触れるとウイルスは体の中に入ってしまいます。
「人の手から手」を介して広がるというイメージはわきにくいかもしれませんが、実は「接触感染」の事例は多く、だからこそ、帰宅後や食事の前の「手洗い」がとても大切なのです。