実体験を盛り込んだマタニティ・小児歯科講座の第50講目です。
まだまだ残暑ある日々ですが、おいしそうな梨や秋の味覚を見かけるようになってきました。
食欲の秋・スポーツの秋・芸術の秋・・・何かを始めてみてもいいですよね(^^♪
さて、
「子供の乳歯がまだ抜けていないのに永久歯が生えてきたり、乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない」
と心配になるというご相談を受けました。
まずは、乳歯の生え変わりの時期についてみていきたいと思います。
乳歯の生え変わりの時期(目安)はいつから
個人差はありますが6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わるといわれています。
一般的に最も早く抜けるのは下の前歯、
最も早く生えてくるのは「6歳臼歯」と言われている奥歯の大臼歯といわれています。
ここがややこしいですよね(;^ω^)
親知らずの歯は別として、大人の歯が全て揃うのは14歳頃といわれています。
生え変わりの順番
生え変わりの順番は6歳を目安に下の前歯が抜け、大人の下の前歯が生えてきます。
同じ時期にもともと乳歯のない部分に6歳臼歯といわれる大臼歯が生えてきます。
7歳から8歳になると上の前歯の乳歯が抜け、大人の上の前歯が生えてきます。
8歳から9歳になると、そのまま順番に前から後ろに向かって歯が生え変わります。
10歳から11歳にかけて上下ともに、乳歯の奥歯が抜けて、大人の歯が生え始めてきます。
12歳から14歳にかけて大人の奥歯が生え揃います。
※生え変わりには個人差がありますので、これは目安と考えてください。
この続きはまた・・・