歯科衛生士の健康講座の第14講目です。
この数日、寒さが和らいでますね。
そのおかげで運動もしやすくなり、蓄積した冬太りの解消に励めそうです! 😆
さて、便利な生活で脳を怠けさせていませんか?
かむ刺激で脳を活性化させてみてはどうでしょうか?
よく噛むと脳が活性化し、認知症が耕されて「脳が若返る」といわれています。
口の中には鋭敏なセンサーが集まっていて、口から脳に送られる情報量は膨大です。
例えば、髪の毛1本が口の中に入ると不快に感じますよね。
口の中の鋭敏なセンサーが微細な刺激も感知して脳に送るからです。
小さな刺激も敏感に感じ取る能力があり、細かな動きができる口、唇、舌。
これらの器官それぞれに対応して動いている脳の範囲は、実際のからだとくらべると、とても広いです。
つまり口は、それほど多くの刺激をもたらす特別な器官だということがわかります。
それにより、脳は加齢で細胞が減っても、刺激を与えて鍛えれば、残った神経細胞から新しい芽が出て新しいネットワークを作るそうです。
噛むことで脳の血流が増え、認知症と深い関係のある前頭前野の活動が促されるといわれています。
それには、しっかりかんで、味、舌触り、噛みごたえ、のどごしなど、五感を有効利用することが大切といわれています。