歯科衛生士がお話しする歯の講座の第168講目です。
夏休みも中盤に差し掛かり、小学生さんたちは夏や休みの宿題は終わりましたでしょうか?
親御さんも大変ですよね(;’∀’)
学校が始まるのが待ち遠しいか、まだまだ夏休みがいいかは、それぞれかと思いますが、体調管理に気を付けて日々を過ごしましょう★
さて、前回の続きをお話ししたいと思います。
歯の表面に常に酸があることにより、むし歯になるということを前回の最後にお話ししていました。
ながら食べなど、飲食のタイミングが増えると、もとにもどるまで時間がかかり、むし歯になりやすい環境になってしまいますよね。
食べたら磨くが鉄則ですが、歯磨きができないときは、お茶を飲む、水で口をゆすぐなど、お口のなかに、食べ物や飲料の成分が残らないようにするのが大切といわれています。
食生活は家庭環境による影響が大きく、「親にむし歯が多いと子どもにも多い」といわれるのは主にこれが理由といわれています。
親と子は、同じ食生活になりやすいからです。
これらのことを知っていいれば改 善できるかと思います。
唾液はむし歯予防の助けとなりますので、よく噛んで唾液を出すようにしましょう。
むし歯の原因になる最近のかたまりは、、歯に付着したプラーク(歯垢しこう)ですので、むし歯予防に歯みがきは欠かせません。
さらに、デンタルフロスで歯と歯のあいだのプラークを取り除きましょう。
お子さんにはY字タイプのフロスが使いやすいです。
慣れないうちは、奥歯の間や上の前歯のあいだなど、むし歯になりやすいところだけでもOKです。
毎日するのがとても効果的・理想ですが、まずは2日に1回でもやってみましょう(^^♪
それでも完全にはみがけませんので、歯医者さんにぜひ親子で定期的に通って、歯科衛生士さんから歯磨きの指導を受けたり、お口のクリーニング・フッ素塗布をしてもらいましょう!
定期的にお口のなかをチェックしてもらうことも、大切です。
むし歯になるかどうかは、その子の歯の質や唾液の量、むし歯菌、食生活、時間が関係するといわれています。
4つの輪が重なると、むし歯が発生するといわれています。
今までのお話を振り返って、環境や時間は改善の可能性はそれぞれの意識によって改善できますよね。
ポイントを理解してむし歯を予防すれば、むし歯を防ぐことは可能といえますね。
藤村歯科クリニックでは、お口の健康についてなんでも相談していただければと思います。